2007.03.02

弥生・三月  期待の若者たち

☆ 春ですねぇ~ ☆

いつの間にか三月。
三寒四温ということばがありますが
冬から春に変わる時期は、三日間寒い日が続くと
その後、続いて暖かい日が四日間やってくる。
こうして、この周期を繰り返しながら
少しずつ季節が変わり、春がやってくる。
そして、人は”出会いと別れ”を経験し大人になっていく。

春といえば卒業式
昨日、3月1日は全国的に?高校の卒業式が
多かったようですね。
昼間、きれいな花束を自転車に積んで
晴れやかな笑顔で並んで走っている
少年二人連れを見ました。
夜のニュースでも、今年活躍した高校生
福原愛さんや田中将大君達の卒業式シーンが
流れていました。

ヤマセツにも卒業式の思い出があります。
実はヤマセツ、高校3年間を休まず遅れず元気に過ごし、
めでたく皆勤賞をいただきました。
ヤマセツ・・・
今ではこんなに人前に出る仕事をしていますが、
子供の頃は地味であまり目立たない子供でした。
だから、晴れがましい卒業式の会場で
名前を呼ばれ皆の注目を浴びるなんて~
本当にサプライズな出来事でした。
卒業生・350名の中で皆勤賞はたったの十数名。
この出来事に驚いたクラスメート達が口々に
『セツ。やったね。すごい!』と歓声を上げました。

そして、卒業式の帰り道
歓声を上げ喜んでくれた中の一人・S君が駐輪場で
『セツ。一緒に帰るか!』と、声をかけてくれました。
実はヤマセツはS君のことが大好きでした。

だから当然ですが、心臓ドキドキ・バクバク状態で
二人仲良く自転車を並べ、初めて一緒に帰りました。

そして、高校生活最後の別れ際、S君は
『お前は。俺の子分だからな!』と言って
ヤマセツのベリーショートの頭をグリグリ撫ぜながら
『これを記念にやるから、読めよ』と一冊の本を
ヤマセツに渡しました。
その本は、ヘルマンヘッセの「車輪の下に」でした。
たったそれだけの出来事でした。

男みたいな女の子・セツと
バンカラで透き通ったきれいな瞳をした少年・S君の
二人だけのピュアーで小さな想い出です。

その後、大学生になったS君からはたった一度だけ
東京の下宿に手紙が届きました。

あの日以来、一度も会ったことのないS君。
甘酸っぱい青春の思い出をプレゼントしてくれた
S君に感謝の気持ちを込めて
『S君。ありがとう!またいつか会えるといいね♪♪』

2007.03.02 PM 7:42

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