介護施設への就業状況
24時間・年中無休の仕事が多い介護施設では、就業者が不規則な出勤に対応しなければなりません。
また、身体介護・生活援助など、精神的・身体的に負荷のある仕事です。そのため、介護施設の就業希望者は少なく、常に人材不足という問題点を抱えています。
雇用の創出を目指して
アビリティーセンターでは、人材不足を解消する取組みとして、地域求職者を雇入れて地域での継続的な雇用機会を創出する「香川県ふるさと雇用再生特別基金事業」を受託いたしました。
そして、継続的な雇用機会を介護施設で創ろうと考えています。介護職未経験者である求職者を派遣し、最終的には正職員として就業者の定着率を向上させることを目指しています。
未経験者を採用する時の留意点
就業後のミスマッチを防ぐために、就業者の面接方法を大幅に変更いたしました。
未経験者は、高齢者の話し相手などの生活援助が介護施設の仕事だと考えている場合が多いようです。
しかし実際には、食事、排泄、入浴などの身体介護が主であり、ここにミスマッチが起きる原因があると考えました。就業内容を未経験者に正確に伝えながら、実務を確実に行える人材であるか精査いたしました。
職場に定着させるための工夫
採用段階で実務を十分に説明し、理解しているスタッフであっても、実際に就労すると戸惑いが生じるものです。アビリティーセンターでは、この一番不安な時期を就業定着のチャンスと考え、スタッフへのフォローに重点を置いています。
就業開始から1週間ほどは、毎日スタッフのもとへ足を運んで不安・戸惑いをじっくり聞くことに専念します。その後も困ったことが起きていないか、お会いしたり電話などで毎日連絡を取っています。また、定期的に同じような状況で働く未経験者を集めて座談会を開き、就業へのモチベーションを維持できるように支援しています。
介護と人材の架け橋に
現在この事業を通じて、10名のスタッフが香川県内の介護施設で就業しています。
アビリティーセンターではこの他に、「現任介護職員等研修支援事業」も受託しています。介護事業での就業支援経験を活かし、四国四県で介護人材育成、就業支援にいっそう取り組んでまいります。
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香川県ふるさと雇用再生特別基金事業にご協力いただいた特別養護老人ホーム 松ヶ浦荘 副施設長 緋田 恵美 様にコメントをいただきました。
当初は、介護未経験のしかも若い方が来ると聞いて少し不安な部分もありましたが、幸いとてもやる気のある方で、こちらの職員の良い刺激にもなっています。 彼女はまだ発達段階ですが、ヘルパー2級の勉強と実践の両方を通して知識に深みが増し、さらに成長することを期待しています。 人材派遣会社はただ人を横に流すだけでどこも同じ、というイメージを持っていましたが、今回アビリティーセンターとお付き合いして、ちょっと考えが変わってきました。担当の方がスタッフのメンタルケアや色々なことに気を使ってくださり、人を育て社会に送り出す架け橋的な存在としてお仕事されているのだと感じます。技術は後からついて来ますので、今後もあいさつや心構えなど就業前の基本教育に力を入れて欲しいと思います。 |
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